MASAMINE SUGIURA

杉浦 正峰

タキイ研究農場付属園芸専門学校卒業後、2018年に新卒で入社。現在「南アルプス農園須玉農場(旧アグリサイト)」でトマトの栽培管理に携わる。実家は農家で、小さい頃から夢だった農業を仕事に。ゴルフが大好き。

グロワー | 高度環境制御 | 九州 | 新卒採用

両親に早く追いつきたいから、ここを選んだ。

実家が農家で、子どもの頃から農業を仕事にしたい!と思っていました。園芸(農業)の専門学校を卒業後は、農業法人に就職を希望していました。農業を仕事にする以上、実家より多くの収量をあげることが自分の中の目標だったんです。経験がどうしても劣る中でいかに早く両親に追いつき、追い越せるかを考えていた時、最先端の技術を取り入れて従来とまったく違う手法で農業経営を行うサラダボウルに出会ったのが入社のきっかけです。

大規模施設栽培ならではの知識と技術を吸収中。

南アルプス農園須玉農場でグロワー(栽培管理者)のポジションを任され、トマトの生育調査を中心に、病気や害虫から農作物を守る防疫管理なども担当しています。農家育ちで、専門学校でも露地栽培を経験したので基本的な知識はありましたが、これだけ大規模な施設での栽培はもちろん初めてなので勉強の毎日です。いい意味で意外だったのは、少数精鋭の環境なのでやりたいと手を挙げれば任せられる幅が広いこと。裁量を持って仕事に取り組めます。

農業とは思えない働き方です。

入社して一番驚いたのは勤務体系でした。一般的な農業は天気に合わせて働くイメージですが、サラダボウルの農場は外部環境の影響を受けにくく、しかも高度な統合環境制御システムで管理されているので、生産をコントロールする体制が整っています。おかげで週休2日、8〜17時勤務と、農業とは思えない規則的な働き方ができるんです(もちろん繁忙期はありますが)。世界的に見ても最先端の設備や機械が多く導入されている点も、職場環境の改善にとても役立っていますね。例えば病害虫の防除管理作業一つとっても、人が農薬のタンクを背負ったりホースを引っ張ったりして散布する手間がいらず、機械がすべて自動でやってくれる。サラダボウルの農業は体の負担が少ないから、いい意味で農作業をしている感覚がないんです。こういうのも「農業の新しいカタチ」のひとつだなって実感しています。

経験とデータから、先を見通せるようになった時。

グロワーとして一番難しいのは、計画通り生産するために、数週間先まで見通しながら現状を管理しなくてはならないことですね。2週間先、3週間先となると不確定な要素が多いので予測が難しく迷うことが多いんですが、同時にやりがいを感じる部分でもあります。日々の生育調査結果や環境管理の方法によって成長が変わる様子を観察している内に「こう設定するとこうやって成長するのか!」と体感できて、だんだん予測ができるようになるんです。経験則だけでなくあらゆるデータの指標もあるので、論理的に分析しながら改善できる。そこに、今すごくやりがいを感じています。

グループトップの農場長を目指したい!

現在勉強中のシステムにもっと詳しくなって、品質と収量の両方のレベルを上げながらトマトと向き合っていきたいです。その先の目標は農場長です。サラダボウルグループは全国に農場があり今後も増えていく予定ですが、グループで一番収穫量が多い農場を目指したいです。

新しいこと、成長を楽しみたい人。

色々なことに興味を持てる人、新しい取り組みを楽しめる人、やりたいことが見つかったら一生懸命になれる人にはおすすめです。成長途上の会社なので、日々の成長を楽しめたり目標を明確にできる人は、やりがいを感じられる職場だと思います。

サラダボウルは「マルコポーロ」です。

サラダボウルを偉人に例えると、マルコ・ポーロです。農業の先進国に学んで、日本にまだ広がっていない技術を取り入れているから。あと、魚に例えるとしたらマグロです(笑)。休むことなく、すごい速さで進み続けてけていますから。

グロワーの1日を紹介します

圃場

デスクワーク

07:00

ハウス内環境データ確認

08:00

生育調査

09:00

データ収集・分析

10:00

統合環境制御システム操作

11:00

栽培管理についての情報収集

12:00

13:00

14:00

防疫計画の策定、 生育調査データの確認・分析

15:00

設備メンテナンス、点検、 肥料設計・作成など

16:00

翌日の収量予測、 備品購入スケジュールの見直

17:00

18:00

夕礼・統合環境制御システム設定確認

好きな仕事
苗の搬入が好きです。作替え(収穫終了から次の定植まで)できれいにしたハウスに新しい苗を迎える時に、一番やる気が出ます!
苦手な仕事
書類提出など、役所への対応は苦手。必要なデータを集めて、納得してもらえるように説明する過程が大変なんです。