SATOSHI SHIDA
志田 智史
東京農業大学院生物産業学専攻修了後、JAに入職し北海道で働く。2013年、サラダボウル入社。現在「みちのく白河農園」でグロワー(栽培管理者)兼副農場長を務める。休日はキャンプが楽しみで、行けない時もイメトレに励む。息子が二人。
グロワー | 高度環境制御 | 東北 | 中途採用
01 サラダボウルを選んだ理由
北海道のような農業を本州でもできる
北海道に進学して農家でのアルバイトを経験する中で、「農家は儲からない」というイメージが覆されて衝撃を受けました。新卒で入った北海道のJAでトマト担当になり、施設園芸を学びながら栽培管理を行っていました。そこでオランダのグリーンハウス生産方式に出会い、この手法であれば本州でも単位面積あたりの収量を伸ばして、北海道のように収益性の高い農業を実現できるのではと考えるようになったんです。そんな時に「サラダボウルが大規模温室を建設予定で、新しいメンバーを探している」という話を聞き、代表の田中さんに連絡を取ってみたんです。すると北海道まで足を運んで話をしてくれて。その時に聞いたビジョンに興味を持って入社を決めました。
02 こんな仕事をしています
新農場の立ち上げに奮闘中。
グループ初となる2年連続のハウス建設による新規農場立ち上げに取り組んでいます。農場運営を軌道に乗せるため、数字を意識した取り組みや改善を繰り返す毎日。状況が目まぐるしく変わる予測困難な環境で安定して運営していくために、農場で起こるFact(事実)を正確にData(数値)で把握し、日々の小さな決定から大きな決断まで、絶え間なく行っています。
03 サラダボウルはこんな職場
チーム一丸で、挑戦と変化を楽しむ。
農場の立ち上げ期は特殊な環境なので通常より忙しく、体力的にも精神的にもレジリエンス(困難をしなやかに乗り越え回復する力)が求められます。メンバーが一丸となって「どうすればやるべきことをやり切れるのか」を考え、実行し、チームメンバーみんなで支え合いながら前に進んでいます。立ち上げ時ゆえの課題は多くありますが、どんな状況でも「やり切ろう!」という前向きな雰囲気があり、新しい挑戦と変化をみんなで楽しんでいます。
04 仕事をしていて嬉しい瞬間
すべてのプロセスが楽しい。結果が出るとさらに嬉しい。
新規農場の立ち上げを経験するのは4回目。それでもやはり作付けから最初の収穫までは緊張感があり、無事に収穫できた時は心からホッとします。作替えから定植、収穫が始まるまでのすべての作業に意味があり、その一つひとつがきちんと実行されることで良い結果につながります。そのためにメンバーの想いや考え方、方向性をまとめて、課題や問題を解決しながら新たな取り組みや改善を積み重ねる。そのプロセス自体にやりがいを感じますし、以前より良い結果を生み出せた時の喜びは、さらに大きいです。
05 今、目指していること
農業の大きな可能性を広めたい!
農業は、やり方次第で十分に収益を上げられる。それを広めたいという想いがあります。そのために専門性の高い栽培知識を幅広く身につけ、最適収量の達成に向けたアドバイスや問題解決に導く役割を担えるようになることが、私が目指すキャリアの一つです。「いい会社に入ったね」とまわりの人に言われるような会社にしていきたいです。
06 「こんな人はサラダボウルへ!」
挑戦の心と柔軟性、素直さが大切だと思う。
「変化を恐れずに挑戦できる人」「自分のやり方にこだわりすぎず、より良い方法を模索しながら成長できる人」「まずはやってみようと素直に行動できる人」が活躍できる会社です。新しい挑戦のチャンスが多く、やりがいを感じられる環境です。
07 サラダボウルを〇〇に例えると?
サラダボウルは「ピザ」です。
サラダボウルを食べ物に例えるとピザです。それぞれ違う持ち味の社員全員がチームとして機能していて、伝統と革新の両方の持ち味がありますから。乗り物だとリニアモーターカーですね。最先端の技術や情報を活用しながら、目標地点まで最短・最速で向かうイメージがぴったりだと思います。
グロワーの1日を紹介します
圃場
デスクワーク
07:00
ハウス内環境データ確認
08:00
生育調査
09:00
データ収集・分析
10:00
統合環境制御システム操作
11:00
栽培管理についての情報収集
12:00
13:00
14:00
防疫計画の策定、 生育調査データの確認・分析
15:00
設備メンテナンス、点検、 肥料設計・作成など
16:00
翌日の収量予測、 備品購入スケジュールの見直し
17:00
18:00
夕礼・統合環境制御システム設定確認
09 好きな仕事・苦手な仕事
- 好きな仕事
- 生育調査をして、先週との違いを確認する時が一番好きです。先週の調査結果を元に変えた所がうまく作用していると最高です。
- 苦手な仕事
- 収量予測です。データを元に4週間の収量予測を出して社内会議で共有するのですが、予測が大きく外れると営業や労務管理など他職種のみなさんにも迷惑をかけてしまうので、プレッシャーを感じます(笑)。



