さくらんぼ 狩り・野菜収穫体験をやっています。山梨こだわり新鮮野菜・サラダボウル

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2005年04月15日(金)

とことん こだわり野菜 1  [サラダボウルのこだわり]

サラダボウルのこだわり栽培方法を紹介致します。

第一回目は基本的なところで、「堆肥」についてです。

 農業の現場に関係ない人にしてみたら、「堆肥」のことはなんとなく知っているような知らないような、そんな感じのものだと思います。
 まず、「堆肥」と「肥料」について区別してみましょう。農業の一番の基礎である土を作るのが「堆肥」、その土でよりおいしい野菜を作るための栄養補給が「肥料」です。人間で言えば、「堆肥」が家庭で、「肥料」が食事と言ったところでしょうか?
 「堆肥」と聞くと、牛や豚や鶏のウンチを混ぜて何日も置いていた物のように思うようです。細かく言うとこれらは「厩肥」(きゅうひ)といってかなり肥料成分も含んだ堆肥になります。作り方や保管方法が悪いとすぐに腐敗してしまいます。
 堆肥の一番問題なのは、未完熟の場合です。「完熟堆肥」と言うのは完全に醗酵した状態を言います。未完熟のものを畑に入れると腐敗し、根を傷め、あらゆる病気を引き起こし、害虫の発生の原因になります。堆肥を作る会社も当然利益を出さなければいけませんので、高い熱で処理し、通常何ヶ月も掛かってできるものをあっという間に作ってしまいます。これでは中身のない形だけの粗悪品になります。
 どうしたら最高の堆肥が作れるのか?その答えは、皆さんの身近なところにもたくさんあります。先人から受け継いだ知恵の詰まった数々の「発酵食品」です。発酵食品の代表格はなんと言っても漬物・納豆・ヨーグルト。全て体にいい物ばかりです。(ちなみに私の大好きな日本酒・ワインなども醗酵させて作ります。さば寿司・鱒寿司・鮒寿司・くさや・・・・日本にはいくらでもあります)当然腐敗しているわけではありません。醗酵しているのです。
 微生物が何段階もの醗酵を繰り返し最高のものが出来上がるのです。堆肥も全く同じです。最高の堆肥になるための決め手は「醗酵」です。微生物の活躍にあるのです。
 この微生物が行うはずの分解・合成・醗酵などの大事な工程を経ずに、大型の機械で高い熱で処理されあっという間に作られた堆肥には「力」がありません。その堆肥の中には微生物がいないのです。当然、それを畑に入れても働き手の微生物がいないので、病気にも弱く、害虫も発生しやすくなります。
 最高の堆肥を作るのには時間も手間も掛かるのです。

サラダボウルではこれからも最高の堆肥を使い続けます。

 余談ですが、なぜ完全醗酵した堆肥はいいのか?完全発酵すると酵母菌が大量に発生し、安定して棲みついてくれます。酵母菌というとピンと来ませんが、「ペニシリン」と聞くといかがですか?そうです。抗生物質です。ペニシリンは酵母菌の一種なんです。最高の堆肥と使うと病気になるわけないですよね。

Posted by サラダボウル at 07時09分 Comment ( 0 )

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田中 進
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脇田 浩
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柚木 正雄
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内川 弘和
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山崎 梢
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島田 望
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佐藤 響
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藤井 翔馬
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小田切 志保
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